身近な環境問題
海洋汚染
人間が捨てたごみによって海が汚れること、海の生態系に影響を与えることなどが問題となっています。なかでも特に問題視されているのは、海洋プラスチックごみです。太陽光など様々な影響によって細かくなったマイクロプラスチックを海洋生物が取り込んだ事例が報告されており、人体への影響も懸念されています。
資源の枯渇
鉄の原料である鉱物資源や、プラスチックの原料である石油などの化石燃料など、私たちの生活を豊かにしている物質は、やがて枯渇してしまうと言われています。限りある資源を守るためには、できるだけ多くの資源を再利用し、循環型の社会を目指すことが大切です。
廃棄物の問題
産業の発展による機械化や大量生産・大量消費が進んだ一方で、廃棄されるごみの量も増えました。その大量のごみにより環境が汚染されたり、ごみを燃やす時に二酸化炭素が排出され、地球温暖化の原因になることも問題となっています。地球環境をより良くするためには、日々の生活の中で一人ひとりがごみ問題に関心を持ち、エコやリサイクルに取り組むことが大切です。
環境を守るための取り組み
SDGsへの取り組み
SDGsとは「Sustainable Development Goals」のことで、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれる世界の目標です。2015年の国連サミットで採択されたSDGsは、先進国・発展途上国に関わらず全ての国を対象に、17のゴールを設定し、2030年までに達成すべき目標を定めました。貧困やジェンダーの問題、環境、平和など、極めて重要な17の目標に、日本を含めた世界各国の企業が積極的に取り組んでいます。
SDGsへの貢献
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障害のある方の雇用は、社会的包摂の促進や多様性と包括性の推進につながります。彼らが労働市場に参加することで、彼ら自身だけでなく、労働市場全体や社会全体にも多くの利益をもたらします。そのため、障害のある方の雇用は、SDGsの達成に向けた重要な一環となります。
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廃棄物のリサイクルを通じて、消費と生産の持続可能性に貢献しています。資源の有効活用や廃棄物の削減を通じて、資源の持続可能な利用や循環経済の推進に寄与しています。
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廃棄物をリサイクルすることで、新たな原材料の採掘や製造に伴うエネルギー消費や二酸化炭素の排出量を削減し、気候変動への対策に貢献します。
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ペットボトルや容器包装プラスチックの再利用やリサイクルは、海洋ごみの削減につながります。これにより、海洋生物や海洋生態系への悪影響を軽減し、海洋の豊かさを保護する一助となります。
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廃棄物の適切な処理とリサイクルは、地上の生態系に対する負荷を減らし、生物多様性の維持や土地の持続可能な利用に貢献します。
ごみの分別方法と出し方
お住まいの地区の分類に従って正しくごみを分別しましょう。
※下記分類は熊本市の分別方法です。詳しくはこちら
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燃やすごみ
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紙
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プラスチック製
容器包装 -
資源物
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ペットボトル
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特定品目
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埋立ごみ
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大型ごみ